こんにちは!相模原市橋本駅が最寄りの 肩こり・腰痛センターからだケアさがみ の院長・佐藤です。

では、今回は脚がつることの対処法をお伝えします。

前回投稿: 脚がつる①原因

1.使い過ぎ

運動することにより筋肉が疲労し老廃物や疲労物質が溜まっています。
お風呂などで温浴し温め血のめぐりをよくすることが有効です。

ストレッチやマッサージで筋肉の柔軟性を取りもどすようにするのも効果があります。

2.使わな過ぎ

筋肉を使わないことで血のめぐりが停滞しているのですから、筋肉を使ってあげましょう。
立位かかとあげ運動などが有名です。

ふくらはぎをしっかりと収縮と弛緩をくりかえすことで下肢の血を上半身にもどす「筋肉のポンプ作用」を応用して改善します。

以下、かかとあげ運動の実施方法です。

 

1.(バランスを崩した際に)つかまれる場所があるところに移動する
2.バランスとれるよう肩幅に足を開いて立ちます
3.背筋を伸ばして、つま先で立つようにかかとを上げていく
4.しっかり上げたらほんの少しとまる
5.そのあと、ゆっくりおろす

この動作を1回と数え、連続10回行う。

連続10回を1セットとし、体力に合わせて2~5セット行う。
セットの合間は休憩して構いません。

上級者は連続50回を1セットとし3セットくり返します。(通算150回)

3.冷え

ふくらはぎが冷えないよう気をつけましょう。
夜間に脚がつる方は、就寝時に短パンなどで膝から下を出して寝るのはNGです。

また、エアコンや扇風機の風が直接肌に当たらないように工夫します。
どんなに暑い日でも明け方は気温がさがるのでタオルケットなど薄手の寝具は用意しておきましょう。

4.水分&電解質不足

日頃から水分補給を心がけましょう。
年齢や体重により1日の必要水分は異なります。

また、食べ物によって自然と摂取できる水分量が1L程度あると言われています。
おおまかな飲み物による経口摂取の目安は1日あたり1~1.5Lです。

まず大切なことはご自身が日頃どれくらい水分をとっているか計算してみてください。

具体的な目安を示しますと、三食の食事(汁物は食事とみなす)の時にコップ1杯(200mL)の飲み物をとりましょう。
これで約600mLです。

次に朝、500mLの水筒に飲み物を入れ、寝るまでに飲み干すようにしましょう。
これで成人の必要最低限の1.1Lを超えます。

飲み物の種類は常時飲む飲料として利尿作用の成分が含まれていないものがおすすめです。
水・むぎ茶・ほうじ茶などが安価で代表的です。

逆にコーヒー・紅茶・緑茶・アルコール飲料は利尿作用が強いです。

そして、とくに暑い日は市販の経口補水液がおすすめです。
発汗で失われやすい電解質をすばやく吸収できます。

経口補水液に似ていますが、スポーツドリンクの常飲はさけたほうがよいでしょう。
なんとスポーツドリンクは経口補水液の2~4倍近い糖質を含んでいます。(商品によりことなります)

以上、ご自身の脚がつる原因を判断した上で、適切な対処をおこなってください。
原因とマッチした対処法を行うことで確実に楽になります。

実際に脚がつってしまった時の対処法もあります。
ただし、これはどこの部位がつっているかによって様ざまです。
ご興味のある方は施術の際におたずねください。
あなたにあった対処法をお教えいたします。