厚生労働省の調べによれば、日本人の10人に1人はひどい肩こりに悩んでいるそうです。その数は年々増加し、低年齢化しています。「中学生の娘がひどい肩こりで・・・。」と相談を受けることも珍しくありません。昔は子供が仕事で疲れた親の肩を揉んでいましたが、今は親が塾通いに疲れた子供の肩を揉んであげているなんていう時代のようです。

『肩こり』とは筋肉が硬くなり血のめぐりが悪くなっている状態を言います。では、どうしてそのような状態になってしまうのでしょうか。『肩こり』の原因は長時間の細かい手作業やパソコン、TV、読書などいくつか考えられます。

予防として、50分同じ作業をしたら手を休め、5分程肩回し首回しなどの体操をするのが良いでしょう。単純な事のようですが、実に良く効きます。

ただし、ここからが重要です。「肩が凝ったなぁ。」と感じてから肩こり体操をしても遅いのです。大切なのは疲れてから手を休め体操するのではなく、休憩をして体操をする習慣を作るという事です。ぜひやってみて下さい。