暑い季節になりましたね。お昼近くは外を歩くのも大変な季節です。スーパー・病院・映画館・バス・電車などは冷房がよく効いていて涼しいと思います。

ただし、涼しいからといって冷房に当たり過ぎるのはご用心ください。この時期、クーラー病が原因と思われる首・肩・腕の痛みを訴えて来院する患者さんが激増します。

クーラー病の方は体の冷え、倦怠感、肩コリ、食欲不振、頭痛、腹痛、下痢、神経痛、生理不順など色々な症状を訴えます。これらの症状は単純に冷え過ぎだけでなく、暑い室外と涼しい室内の温度差の変化についていけない自律神経失調状態でもあります。

予防には半袖の上にもう1枚羽織れる衣類を持ち歩くことが重要です。また、お風呂も簡単にできる家庭療法です。暑いからと言ってシャワーだけで済まさずに、温めの湯を張って浸かって下さい。下半身の冷え症状によく効きます。ぜひ、試してみてください。