東原宿交差点そばの「しゃぶしゃぶ温野菜」わきの路地を入ったところにある「佐藤はり きゅう接骨院」は、平成7年10月に開業した。

佐藤武則氏は鍼灸師、柔道整復師(接骨師)のふたつの免許を持ち、5年のキャリアがある若くて温厚な院長。

診察は完全予約制なので、じっくり診てもらうことができる。院長が症状の説明をし、どのように治療していくかという治療計画と、どの位のペースで通院が必要かということを丁寧に説明してから治療を始めてくれるので安心だ。

はりやお灸と聞くと「痛い」「熱い」という印象があるかもしれないが、当院では台座のあるシールタイプの温灸を使用しているため、我慢できないほどの熱さになる事はない。はりも髪の毛よりも細いので、注射のような痛さもない。そして器具類は全て使い捨てタイプなので、衛生的だ。

当院では、「はり きゅう マッサージ助成券の交付」を勧めている。これは、相模原市で行っているもので、はり きゅう マッサージの助成券(2000円)を年に2枚交付している。1回の施術について助成券を1枚使用できる。この対象者である0歳以上の人はこれを利用するとよい(ただし、0~9歳は所得制限あり)。助成券を取り扱っている治療院は相模原市内でも、およそ100位あるそうだ。(詳しい問い合わせ・申込みは、保健福祉総合相談課042-769-8349)

ここに来院する人の年齢層は幅広く、スポーツをしている若者も多い。「今痛くて苦しんでいるのだから、早く楽にしてあげたい」という思いから、診察の予約がいっぱいの日でも、依頼があればなるべくその日に診察をするそうだ。「自分の家にいるような気分で気楽に利用していただけたらいいですね」と、話す笑顔はあたたかく優しい。三角屋根の佐藤接骨院はとてもアットホームな雰囲気だ。