9月とはいえまだまだ暑い日が続きますね。皆さんはどんな服装でお休みでしょうか?今もタンクトップ・短パンで寝ている方はいらっしゃいますでしょうか?これが実は病気の原因だったりします。

眠りに着くころは昼の余韻で気温も高いのですが、深夜を過ぎた辺りから気温は下がり出します。体温も寝ている間に自然と下がり明け方に一日で最も低くなります。誰もが朝起きてみたら肌が冷たくなっていたという事を経験したことがあると思います。いわゆる『寝冷え』なのですが、内臓だけでなく筋肉のトラブルも起こりやすい状態にあります。

一般的に、「寝違え」はおかしな寝方をすると起きると思われているのですが、患者さんの話を聞いていると姿勢は無関係の場合もあります。そんな時は首・肩の寝冷えも大いに関係があるようです。深夜に足が急に突っ張ってしまう「こむら返り」も寝冷えと大いに関係があります。

寝苦しい夜、寝付く時は薄着でも構わないと思うのですが、体温調節ができるように枕元に長袖や大き目のタオルケットを準備して寝冷え予防をしてみて下さい。